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Creation


商品開発の考え方(The philosophy of product development )


継承と進化
 リ・デザインは、直訳すると「デザインし直す」という意味ですが、決してオリジナルを否定したり、単に補完するということではありません。過去の名作や他社の製品だけでなく、自社の眠っていた作品も含め、時代のニーズに合わせて、そこに新しい要素を取り入れることで、作品に活力を与えるということです。

無限と有限
 例えば椅子なら、人間の身体は、限りなく自分に合った快適な椅子で、心地よく休息できることを求めています。折りたたみのテーブルなら、限りなく軽く、広々と使えるに越したことはありません。「あればいいな」「こうだといいな」という人間の欲望は無限です。一方で、現実の物体の構造にはさまざまな制限があり、またコストも技術も有限です。
 デザインとは、一般に「自由で斬新な造形」という要素だけをとらえられがちですが、抽象的・理念的な学問であると同時に、きわめて具体的・経験的な学問でもあるのです。構造、コスト、技術など、限界の中でどこまで欲望に応えられるか。そのぎりぎりのところを見極めることが、現実のものづくりにおいて、永遠のテーマです。時には、限られた条件の中で新しい技術、新しい素材を取り入れることにより、新しい創造への手がかりを発見することもあります—それこそがものづくりの醍醐味でもあるのです。
 ものづくりとは、そうした選択と判断の連続でもあるのです。

多機能化
 多機能とは、従来の商品に新たな機能や価値を加えることですが、加える機能が多いほど良いものになるかというと、そうではありません。シンプルなものは間違いなく受け入れられるでしょう。一方で、ユーザーからの「もう少し便利にしてほしい」「こういう機能があれば」という声もある。しかし、それに応えて開発した商品が売れなかった場合、大量に在庫を抱えるリスクもあります。
 先述の「有限と無限」の話の通り、すべてに応えるわけにはいかないのはもちろんですが、こうしたシンプルさと多機能性のバランス、どこまで付加価値を追求するか、その見極めは、常に課題として重視しています。

反常識思考
  反常識 既成概念にとらわれない、自由な発想があってこそ、新たな価値を生み出すことができます。「この商品はこういうもの」「これはこういうカテゴリーのもの」という枠を超え、誰も試していなかったことにチャレンジする。それこそが「創意工夫」であり、そこから新しい商品がい生まれるものだと考えています。